初めて買ったコスメをあなたは覚えていますか?

私は化粧が、化粧品が好きだ。

 

なりたい自分になるために。

周囲に自分をどう見てほしいか自己表現するために。

自分に自信をつけるために。

 

「素敵な自分になれますように」

「綺麗で強い女性だと思ってもらえますように」

「ふわっとした雰囲気の女性になりたいな」

 

化粧は、なりたい自分になるための「ガラスの仮面」であるなと今日気づいた。

好きなことを愛にあふれた文章で書きたい。その気持ちが高まって、ブログを開設した。

 

スキンケアを終えた後、私はなりたい自分をイメージしてから、今日なりたい自分に合った色味の口紅選んで唇に乗せる。

 

化粧はおまじないであり、魔法であり、己を守る鎧でもある。

 

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「初めて買ったコスメを覚えていますか?」

 

私は今でも覚えている。小学生の頃、トイザらスで大好きな叔母に「好きなおもちゃ一個買ってあげる」と言われたのだ。

その時、私はニコラやピチレモンを愛読していて、メイクに興味が出始めた頃だった。

雑誌のメイク特集のページに「透明マスカラなら校則にひっかからないよ♡」と書いてあるのを思い出した私は、キッズコスメのコーナーに足を運んで叔母に透明マスカラを1本買ってもらった。

カラフルな色をした瞳がキラキラしたカートゥーン調のバンビの絵柄がついた、ファンシーなパッケージだった。

(ブランド名を調べようとグーグルに頼ったけれど、まだ探し当てることができていない…。)

親切なフォロワーさんが「スイートバンビーニでは?」と教えてくださりました!

画像検索したら懐かしくて泣きそうになった。

 

それが、私の初めて買った、いや買ってもらったコスメだ。

 

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私は化粧に造詣が深いわけではないし、テクニックがあるわけでもないただの化粧品好きの女だ。

でも言わせてほしい。

 

化粧は、本当に面白いし楽しい。

 

「顔だけでも儚げになりたい。」

例えば、そう思ってメイクをするとする。

 

薄い桜色の口紅を手に取り、下地を肌に乗せファンデーションを薄く伸ばし、コンシーラーで隠したい部分を覆う。お粉をふわっとブラシで乗せて、チークをスポンジに乗せ頬から耳に向かって伸ばしていく。スクリューブラシで眉の毛流れを整える。

儚く、なるべく存在感を消すようにペンシルで眉の形を決め、ブラシを手に取りパウダーアイブロウで眉をかたどっていく。

睫毛の間を埋めるようにジェルアイライナーを上瞼の粘膜に打ったら、睫毛の生え際にアイラインを引く。

薬指に薄いアイシャドウを手に取り、涙袋にサッと塗っていく。

ラメが控えめの上品な色合いのアイシャドウをブラシに含み、アイホールに筆を置き色を乗せていく。

最後に、ビューラーで睫毛をゆるくカールさせ、マスカラを睫毛に乗せる。

目を伏せた時に綺麗に、長く見えるように。

 

あぁ、メイクをしていないのに、どんなメイクをしたら上記のイメージになれるか考えただけで胸が高鳴る。

 

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体型はすぐにはカバーできないけれど、化粧は自分が嫌だな、と思っている部分をすぐに隠してくれる。

化粧は、どんな人にも門が開かれている。そう思っている。

 

少しネガティブな話になるが、メイクに没頭した時期は、自分の体型に納得できなかった学生時代なのだ。

明るく愛情たっぷりに話せるようになったら、その部分にも触れていきたいけれど、今はまだその時じゃないかな、と思っている。

 

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私は、自分の顔意外にも誰かにお願いされたら喜んでその人にメイクをする悪癖がある。

老若男女が、メイクで自分に自信を持って胸を張って顔を上げて活き活きとした表情になる瞬間がたまらなく好きだ。

 

本当に、化粧でこれだけ変わるんだって思うくらい、表情が、顔つきが変わるのだ。

その表情を見ると私は「あぁ、化粧って、化粧品って愛おしいなあ」と感じる。

うだうだ書いたけれど言いたいことは、とにかく化粧、最高~!!ということだ。

 

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 「儚げな顔になりたい日のメイク」とか書いたけど、最近はもっぱら「強くてきれいなナオンになりたい。」と思っているのでそのようなメイクになりがちなので上記の写真のラインナップになることが多い。プチプラもデパコスも全員まとめて愛してる。

次の休みは儚げメイクでもしてみようかな。

チョロ美、新しい顔よ!って気持ちでメイクしてる。本当に本当に楽しい。